虫歯の進行と虫歯を予防する取り組み

歯の喪失時の治療法
インプラントは歯の歯根部まで失われた、抜歯をする、歯が欠けた、入れ歯が合わなくなった、奥歯の欠損、数本にわたりブリッジができない時の治療です。固定式で違和感なくご自身の歯を削る事なく噛む事が出来ます。インプラントを顎の骨に埋め込む手術が必要ですが、顎の骨の状態で適応しない場合があります。長期の治療になります。
ブリッジは歯が1本から2本喪失した場合の治療です。外科手術を行わないので手術のリスクがありません。歯牙に固定するためしっかりと噛め、前歯部は保険適用範囲内でも自然な審美性が保たれます。支台歯を削る必要があり、支台歯への負担が増加します。歯垢が溜まりやすく入念なデンタルケアが必要です。入れ歯は部分入れ歯、総入れ歯があります。簡単にでき、健康な歯は残せます。装着時の違和感があり、硬いものを噛むのが困難です。着脱式装置で取り外してお手入れが必要です。
予防歯科
虫歯、歯周病の予防をする考え方、心構えです。歯医者は痛くなったり、虫歯になったら行ってみるから、酷くならないように予防する事です。例えば食後、寝る前の歯磨きは予防歯科です。歯に着いた汚れを出来るだけ除去して口の中のトラブルを軽減します。歯医者さんの予防歯科は家庭でのセルフケアは歯磨きなどの指導、歯医者でのプロフェッショナルケアはクリーニング、歯石取り、歯茎チェック、磨き残しチェックです。テレビCMでも予防歯科を推進しています。予防歯科によって歯の治療の負担軽減、長くご自身の歯で楽しい食事ができる、健康な生活になります。歯周病が酷くなると最終的には歯が抜け落ちてしまいます。80歳で20本ご自身の歯、8020運動を聞いた事があると思います。日本人は予防する意識がまだまだ低いです。アメリカは保険適用がなく予防に重点を置いています。キシリトール配合を利用している国もあります。